患者
41歳 女性 鮮魚店パート(魚を捌く)
症状
1ヶ月前から時々肩が外れそうになり、それに伴い腕にしびれも出てきた。放置しても全然良くならないので、紹介で来院。
施術内容と経過
右肩関節回旋制限著明。頚椎可動制限著明(後屈痛、右回旋痛)。左首すじの過緊張あり。
初診時は、肩関節の可動域を上げるため、右肩関節の微調整を行った。また、頚椎調整により頚椎可動域UPも試みた。
1週間後、2診目。右肩関節から上腕部のしびれが初診時と比べ3、4割減。頚椎調整。右上腕二頭筋、右上腕三頭筋、右三角筋過緊張緩和。右僧帽筋、胸鎖乳突筋筋緊張緩和を行った。
1週間後、3診目。右肩関節から上腕部のしびれ初診時と比べ10分の2.5(2.5/10)まで減。頚椎調整、右胸鎖乳突筋緊張緩和。肩関節可動域調整を行った。
1週間後、4診目。右肩関節から上腕部のしびれ初診時と比べ10分の2(2/10)。左右首すじ、右肩関節周り、鎖骨周り、右肩甲骨周り筋膜リリース。経過良好のため終了とした。
考察
肩が外れそうになるのは、右上腕骨の位置が微妙にズレていたため、肩関節がうまく可動できず、「引っかかったまま動かす」のを続けているうちに外れそうな感じになっていったと思われる。更に元々頚椎にも微妙なズレがあり、頚椎と右肩関節のズレがある状態で、仕事で沢山の魚を捌いていたため、しびれが腕にまで広がっていったと考えられる。
頚椎調整、肩関節調整により、頚椎および肩関節の可動制限がなくなっていったため、神経の圧迫が取れていき、しびれも次第に少なくなり、日常生活が普通に送れるようになったと推測される。
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まつお整骨院でございます。